社会保険とは。意味

社会保険とは。

社会保険（しゃかいほけん）とは、会社で加入する健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険（労働災害補償保険）の5種類の保険のことを指します。

会社に就職し、その会社の従業員となった際、一定の条件（原則2カ月以上の雇用で週に30時間以上勤務している方）を満たしていれば、社会保険（それぞれの保険）の加入対象となり、給与から保険料が控除されます。 会社に就職した最初の月は健康保険・厚生年金保険・介護保険は控除されないのが一般的です。

それは、これら3つの社会保険料は翌月徴収という徴収方法が一般的だからです。会社に4月に就職すると入社月は4月です。社会保険料が翌月徴収の会社であれば、翌月に当たる5月に、上記3つの社会保険料が控除されます。

雇用保険と労災保険、この2つを併せて、労働保険と言います。

雇用保険は、会社を辞めた際に失業給付を受給出来るだけでなく、子供を産み育てる為、会社を休職しなければならない場合に支給される育児休業手当や、資格などを取得するための教育訓練給付金など、その他多くの給付金や手当金があります。

労災保険は、従業員が会社で仕事中、又は通勤途中などに起きたケガや事故、それに伴う障害や死亡した場合に給付を受けるための保険です。「労災」と言われているのが、これに当たります。

労災には業務災害と通勤災害とがあります。

業務災害とは従業員が、就業中に業務が原因で起きたケガや事故、その後の障害が残ったり、死亡してしまった場合に適用されます。

通勤災害は、従業員が通勤の途中に起きたケガや事故、その後の障害が残ったり、死亡してしまった場合に適用されます。 通勤災害は、会社へ届けている通勤経路と相違する経路で災害にあった場合でも、その経路が日常生活に必要なものである時などは、通勤災害と認められます。

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